目次
- 情報量ならフジトミ証券が1位!
- 商品の取扱銘柄の数なら岡安商事が1位!
- 手数料の安さなら北辰物産が1位!
- 執行条件の豊富さなら岡安商事が1位!
- サポート体制の充実度なら北辰物産が1位!
- 取引ツールの充実度ならコムテックスが1位!
- 口座開設の容易さは北辰物産と岡安商事!
- VS比較総合評価:4社の特徴を総まとめ!
- 初心者が商品先物取引で注意したいポイント
- 商品先物取引会社 (証券会社)の特色を知って商品先物取引の取引を充実したものに
世の中には、「金」や「原油」など重要な資源が数多くあります。これらは、投資の世界でもあらゆる投資家によって取引される欠かせない存在です。
このような商品を使った投資は、一般的に商品先物取引(CX取引)と呼ばれます。では、商品先物取引の取引を行うには、どの商品先物取引会社で口座を開設すればいいのでしょうか。数ある会社の中から、4社に絞って紹介します。
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サービス名 | FITS | D-station | TradeOne | 相場ライフ | |
商品銘柄数 | 東京 | 4 | 4 | 2 | 10 |
大阪 | 13 | 15 | 9 | 14 | |
手数料 (オンライン) |
通常(往復) | 824円 | 690円 | 692円 | 792円 |
デイトレード (往復) |
824円 | 345円 | 346円 | 396円 | |
注文方法 | 10種類 | 8種類 | 5種類 | 6種類 | |
取引ツール | スマートフォン | Webブラウザ版FITS | D-touch | トレードワン ブラウザ/トレードワン スマート | ストックライフ |
タブレット端末 | Webブラウザ版FITS | D-station | トレードワン ブラウザ | ストックライフ | |
PC | FITS 匠/FITS | D-station/D-station Presto | トレードワン プロ/トレードワン ブラウザ | Windowsリッチクライアント | |
従来型携帯電話 | – | D-mobile | – | – |
商品先物取引の取扱銘柄で人気の4社!比較選定ポイント7項目でVS比較

商品先物取引の取引において、人気の高い商品先物取引会社を4社取り上げます。
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これらの特徴を比較しますが、項目は全部で7つです。
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商品先物取引に関する基本的な内容から専門的な内容まで、7つの視点で各取引会社の特徴を捉えましょう。このように、項目ごとにしっかりと区別しながら比較することで、自分の中である程度の優先順位をつけられます。
情報量ならフジトミ証券が1位!

商品先物取引に関する情報量であれば、フジトミ証券が最も豊富に揃えられています。さまざまなコンテンツがあり、大々的にセミナーを開催している点が特徴です。対面だけではなく、インターネットでも行われているため、時間とネット環境を準備できればいつでも情報を入手できます。
また、チャートの相場を簡単に確認したい場合は、フジトミ証券が開設しているYouTubeアカウントを登録しましょう。毎日動画を投稿しているため、情報収集に役立ちます。併せて、LINE公式アカウントを登録しておくと、定期的に「相場」の情報がメッセージで送られます。
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商品の取扱銘柄の数なら岡安商事が1位!

商品先物取引の商品を最も取り扱っている会社を選びたい場合は、岡安商事を選ぶといいでしょう。なお、商品先物取引の銘柄は、大きく「東京」と「大阪」の取引所に分類されます。それぞれの会社の取扱銘柄数を表にしてまとめましょう。
証券会社名 | 商品名 | 取扱銘柄数 |
---|---|---|
フジトミ証券 | FITS | ・東京:4 ・大阪:13 |
北辰物産株式会社 | D-station | ・東京:4 ・大阪:15 |
岡安商事株式会社 | 相場ライフ | ・東京:10 ・大阪:14 |
株式会社コムテックス | TradeOne | ・東京:2 ・大阪:9 |
全体的に取引銘柄数はほとんど変わりませんが、わずかの差で岡安商事が最多となっています。より多くの商品を取り扱っている会社に投資したい場合は、優先的に検討してみるといいかもしれません。
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手数料の安さなら北辰物産が1位!

手数料の安さで選ぶのであれば、北辰物産に軍配があがります。一口に「手数料」といっても、取引方法ごとに「オンライン取引」と「対面取引」の2種類があります。双方をうまく見比べて、それぞれの優先順位を決めていくことが大切です。
オンライン取引の場合の手数料
各証券会社のオンライン取引における手数料(片道)を比較しましょう。
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オンライン取引の手数料を見比べた場合、北辰物産の「D-station」は税込345円と最も割安です。確かに、全体を比較してみると、各手数料にはそこまで大きな違いはありません。コムテックスとの差もわずか1円です。
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対面取引の場合の手数料
オンライン取引では北辰物産が最も手数料を安く抑えられますが、対面取引についても取り上げてみましょう。対面取引の場合、手数料は取り扱われている銘柄によっても異なります。ここでは、「金」を基準に各会社の取引でかかる費用を紹介します。
「金」の対面取引にかかる手数料(片道)
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対面取引の手数料が最も低い証券会社は、オンライン取引と同様に「北辰物産」です。対面取引では、各会社で手数料の幅も大きく変わります。商品先物取引で利益を出すためには、無視できない要素となるでしょう。
執行条件の豊富さなら岡安商事が1位!

執行条件の豊富さの観点からすれば、「岡安商事」が最適です。商品を注文する際に、数々の条件を加えることで、投資家は自身にとって良い状況で取引できるよう取り組みます。各執行条件と各会社の特徴を解説しましょう。
各社共通の執行条件
各会社で共通している執行条件は、「引け」・「指成」・「FAK」です。いずれも、投資未経験者からすれば聞きなじみのない言葉かもしれませんが、取引するうえで重要なカギを握ります。「引け」の定義は、前場と後場の最後です。投資家たちが会社内に集合し、商品を売買する行為は「立会」と呼ばれます。立会は午前(前場)と午後(後場)に行われ、それぞれの最後に取引される様子が「引け」です。
「指成」は、前場もしくは後場の最後の取引までは指値注文をし、約定しなかった場合に成行注文へ変わる仕組みを指します。指値注文はあらかじめ金額を定める取引で、成行注文については定めません。
「FAK」は、数量条件に分類される要素の一つです。取引の一部の約定が成立したとき、現存する残りを無効にする手続きを表します。
岡安商事の特徴的な執行条件
岡安商事が独自に用意している執行条件の代表例が、「最良指値条件付注文」です。こちらは名称のとおり、最良な売値と買値のタイミングで売買が行われます。そもそも、上述のとおり、指値注文はあらかじめ金額を指定する取引です。最良指値条件付注文は、事前に価格の上限を定めないため、最良のタイミングを逃すと条件の効果がなくなるケースも起こります。ただ、ベストな状態の取引を狙った仕組みであり、投資初心者には使いやすいサービスかもしれません。
岡安商事は、そのほかにも数々の執行条件を揃えている会社です。商品先物取引も、ハイリスクな投資に位置づけられ、うまく運用しないと思わぬ損失につながる危険性もあります。とはいえ、トレードの状況を眺めているだけでは、有利な状態をつくることも難しくなるでしょう。
なるべく執行条件が豊富に並べられている会社を選べば、最良のタイミングを自らの手で生み出せるといった見方もあります。
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サポート体制の充実度なら北辰物産が1位!

サポート体制の充実度に着目すると、北辰物産を最も推奨します。北辰物産は、商品先物取引の総合評価で10年連続1位に選ばれている会社です(※民間調査会社キャピタル・エフによる国内商品先物オンライン取引の最新サービス内容調査(2021年12月19日発表))。こうした業績の背景の一つに、サポート体制の充実も要因になっていると考えられます。
また、専属のアナリストによるサポートも北辰物産の強みです。利用する際には、プレミアムオンライン取引で口座開設しなければなりません。プロの助言を頼りにしたい人に向いているサービスです。
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取引ツールの充実度ならコムテックスが1位!
取引ツールを重視したいのであれば、コムテックスが最も充実しています。コムテックスが用意しているツールは大きく3種類です。
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このように、それぞれの用途に合わせてたくさんの便利なツールが使えます。
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口座開設の容易さは北辰物産と岡安商事!
商品先物取引の取引に着手する際には、スムーズな口座開設も大きなポイントです。時間がかかってしまうと、投資に対するモチベーションの低下にもつながりかねません。こうした要素も考慮した場合、オンライン手続きが簡単な会社を選ぶことも考え方の一つです。上記の条件に該当する会社として、北辰物産と岡安商事の2つが挙げられます。スマートフォンのみで簡単に手続きが可能です。本人確認書類の提出も求められますが、運転免許証などの写真をアップロードするだけで問題ありません。
フジトミ証券やコムテックスでもオンラインの手続き自体は可能です。ただし、フジトミ証券は入力が必要な箇所が多めに用意されており、コムテックスも同様に入力時間がかかる点から「スムーズさ」は北辰物産と岡安商事に軍配があがります。
VS比較総合評価:4社の特徴を総まとめ!

※各取引会社の強みと弱み
取引会社名 | 強み | 弱み |
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フジトミ証券 | ・情報量が多い・YouTubeやLINEを使っており親しみやすい | ・オンライン取引の手数料が高い |
北辰物産 | ・手数料が安い・充実したサポート体制・口座開設手続きがスムーズ | ・目立った弱みは特になし |
コムテックス | ・独自のツールが豊富・商品先物取引の基礎知識を具体的に学べる | ・取扱商品数が少ない・手数料が全体的に高め |
岡安商事 | ・口座開設手続きがスムーズ・執行条件も豊富・取扱銘柄数が最も多い | ・手数料が全体的に高め |
フジトミ証券・北辰物産・コムテックス・岡安商事の4社について整理します。どの会社も独自の強みを持っており、投資スタイルによって選び方も変わってくる点は理解できたはずです。ここでは、4社それぞれが持つメリットを振り返ってみましょう。
ここで解説する各会社の特徴を参考にして、口座開設するときの判断材料として活用しましょう。