通信のプロが選ぶVPNおすすめランキング【2025年2月】安くて安心して使えるのはどれ?



インターネットの安全性が重要視される中、信頼できるVPNを選ぶことは重要です。

この記事では、通信の専門家が選ぶおすすめのVPNサービスをランキング形式でご紹介します。

コスパの高いサービスから、最高レベルのセキュリティを提供するものまで、幅広くご紹介しています。

この記事で分かること


  • おすすめのVPNサービス
  • VPNってそもそも何?
  • 選ぶ際に確認する5つのポイント
  • VPNの基本的な仕組みと活用方法
  • VPNを使うことのメリット・デメリット など

おすすめのVPN


  • NordVPN(ノードVPN)
  • MillenVPN(ミレンVPN
  • Surfshark(サーフシャーク
  • ExpressVPN(エクスプレスVPN)
  • Private Internet Access(PIA)
  • セカイVPN
  • Glocal VPN(日本国内の動画に特化)
  • CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)
  • スイカVPN


    目次(タップできます)
    1. プロが選ぶ!おすすめVPNランキング8選
      • 1.NordVPN(ノードVPN)|世界的に人気の高いVPN
      • 2.MillenVPN(ミレンVPN)|日本発の高品質な国産VPN
      • 3.Surfshark(サーフシャーク)|利用端末の台数制限なし
      • 4.ExpressVPN(エクスプレスVPN)|通信品質を重視する方におすすめ
      • 5.Private Internet Access(PIA)|低価格で高性能なVPN
      • 6.セカイVPN |日本の企業が運営するVPN
      • 7.Glocal VPN|日本国内の動画に特化したVPN
      • 8.CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)|使いやすいさを重視したVPN
      • 9.スイカVPN|日本発の多機能VPN
    2. VPN(仮想プライベートネットワーク)とは?
      • VPNの仕組みはトンネリングとカプセル化
      • VPNの利用目的としては大きく2つ
      • フリーWi-Fiを安全に使用するために有効
    3. VPNの上手な選び方!6つのポイントを押さえよう
      • ①利用料金
      • ②通信速度
      • ③VPNサーバーの同時接続数
      • ④対応端末の数
      • ⑤セキュリティ強度
      • ⑥VPNサーバー数・ロケーション
    4. VPNを利用するメリット3選
      • セキュリティ対策が強固になる
      • 遠隔利用でインターネットの利用幅が広がる
      • サブスクサービスを安く利用できる
    5. VPNを利用するデメリット3選
      • 無料の物も有るが基本的には費用がかかる
      • 通信速度が低下する恐れがある
      • 完璧にセキュリティ対策ができるわけではない
    6. 無料で使えるおすすめのVPNはある?
      • Proton VPN(プロトンVPN)
      • Hotspot Shield(ホットスポットシールド)
      • TunnelBear(トンネルベア)
    7. VPNに関するよくある質問と回答
    8. 【独自アンケート調査】VPN利用者100人に聞いてみた!
      • 【アンケート結果】VPNを利用する主な目的はプライバシー保護のため
    9. (まとめ)安くて安心して使えるVPNを選ぼう

    プロが選ぶ!おすすめVPNランキング8選

    おすすめのVPN


    1. MillenVPN(ミレンVPN
    2. NordVPN(ノードVPN)
    3. Surfshark(サーフシャーク
    4. ExpressVPN(エクスプレスVPN)
    5. Private Internet Access(PIA)
    6. セカイVPN
    7. Glocal VPN(日本国内の動画に特化)
    8. CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)
    9. スイカVPN

    掲載順位は編集部の評価に基づいたものです。(料金、サービス、機能など、総合的な判断基準を考慮しています)


    1.MillenVPN(ミレンVPN)|日本発の高品質な国産VPN

    MillenVPN(ミレンVPN)は月額396円からの手頃な価格が魅力のVPNです。

    日本国内にもサーバーがあるため、海外から日本へアクセスする際にも便利です。

    2,000台以上のサーバーが利用可能で、30日間の返金保証もあるため、VPN初心者の方でも安心して利用できます。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、キルスイッチ
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界137カ国に2,000以上のサーバー
    利用料金 339円/月〜(プランにより異なる)運営会社
    運営会社 アズポケット株式会社

    メリット


    • 月額396円から利用可能なためコストパフォーマンスが高い
    • AES-256の高度な暗号化を採用し高いセキュリティ
    • 日本国内サーバーにもサーバーがある

    デメリット・注意点


    • サーバー数が比較的少なく、選択肢が限られる場合がある
    • 安価なため、人によっては機能が不足していると感じることがある

    2.NordVPN(ノードVPN)|世界的に人気の高いVPN


    NordVPN(ノードVPN)

    NordVPN 公式サイト


    NordVPN(ノードVPN)は、全世界に設置された7,100以上のサーバーを利用することができます。

    AES-256の高度な暗号化と、広告ブロッカーなどのセキュリティ機能を搭載し、最大10台のデバイスを一つのアカウントで利用できます。

    ユーザーのアクセスログ保存を行わず、プライバシー保護にも注力しています。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、ダブルVPN
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界118カ国に7,100台以上のサーバー
    利用料金 550円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 Nord Security

    メリット


    • 全世界に7,100以上のサーバーを提供し、高速かつ安定した接続が可能
    • AES-256の暗号化を使用し、高度なプライバシーとセキュリティを保護が可能
    • データを2つの異なるサーバーを通して暗号化し、よりセキュリティを強化することが可能(ダブルVPN)
    • 自動キルスイッチにより接続が不安定になった際に、自動的にインターネット接続を遮断しデータ漏洩を防止
    • 最大10台のデバイスで同時接続可能

    デメリット・注意点


    • 高性能なVPNサービスのため、他の基本的なVPNサービスと比較して料金若干高め
    • 接続する地域によってはサーバーの速度が不安定になる場合がある

    3.Surfshark(サーフシャーク)|利用端末の台数制限なし


    Surfshark(サーフシャーク)

    Surfshark 公式サイト


    Surfshark(サーフシャーク)は、基本的なプライバシー・セキュリティ保護機能の他に、広告やトラッカーをブロックし、インターネットの利用をより安全で快適にすることができます。

    また、アンチウイルス機能、プライベート検索機能、個人情報の漏洩通知サービスを提供し、大切なデータを守るための総合的なツールです。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、ダブルVPN、キルスイッチ
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界100カ国以上に3,200台以上のサーバー
    利用料金 550円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 Surfshark B.V.

    メリット


    • 広告ブロッカー、マルウェア保護、ダブルVPN接続などのセキュリティ機能が豊富
    • 利用可能デバイス数の制限なし
    • 65カ国以上3,200以上のアクセスポイントを提供

    デメリット・注意点


    • 長期プランには割引が適用されるが、短期プランはやや高めの設定
    • 一部のサーバーでは速度が不安定な場合がある

    4.ExpressVPN(エクスプレスVPN)|通信品質を重視する方におすすめ


    ExpressVPN(エクスプレスVPN)

    ExpressVPN 公式サイト


    ExpressVPNは、105ヶ国に展開するVPNサービスで、高度なAES-256暗号化とアクセスログを保存しないノーログポリシーを採用しています。

    最大8台のデバイスとの同時接続が可能で、24時間のカスタマーサポートも利用可能です。

    マルウェアやトラッカーからの保護機能も利用可能です。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界105カ国に3,000台以上サーバー展開
    利用料金 $12.95/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 Kape Technologies

    メリット


    • 105カ国にサーバーがありグローバルなアクセスが可能
    • 高度なAES-256の暗号化に対応
    • 最大8台のデバイスで同時利用が可能
    • 日本語対応可能な24時間対応のカスタマーサービスがある

    デメリット・注意点


    • 高機能なため、他のVPNサービスと比べて料金が高め
    • VPN初心者には、やや設定が難しく感じられる場合がある

    5.Private Internet Access(PIA)|低価格で高性能なVPN


    Private Internet Access(PIA)

    PIA 公式サイト


    Private Internet Access(PIA)は、アクセスログを保存しないログノーログポリシーを採用したVPNサービスです。

    91ヶ国にサーバーを配していて、最大10台のデバイスとの同時接続が可能です。

    さらに、広告やトラッカーのブロック機能も提供しており、高機能なVPNをお探しの方におすすめです。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界91カ国にサーバー展開
    利用料金 280円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 Kape Technologies

    メリット


    • 91カ国以上にサーバーを設置している広範囲をカバー
    • ユーザーの活動ログを一切保持しないノーログポリシーを採用
    • 最大10台のデバイスを同時に接続可能

    デメリット・注意点


    • 高機能なため、VPN初心者にはやや使いにくいと感じる場合がある
    • 他の基本的なVPNサービスと比較して価格が高めの設定

    6.セカイVPN |日本の企業が運営するVPN


    セカイVPN ※日本の企業が運営

    セカイVPN 公式サイト


    セカイVPNは、世界10カ国にサーバーを持ち、月額料金は1,100円とコストパフォーマンスに優れています。

    最初の2カ月間は無料のため、2カ月利用して気に入らなければ無料期間中に退会することも可能です。

    申し込み後すぐ利用可能で、気軽にVPNを使ってみたい方におすすめのサービスです。
    セキュリティ機能 PPTP、L2TP、OpenVPN、IKEv2、OpenConnect
    プライバシーポリシー
    接続サーバー分布 日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、フランス、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナムの10ヶ国
    利用料金 1,100円/月〜(当初2カ月間無料)
    運営会社 株式会社インターリンク

    メリット


    • 世界10カ国のサーバーを利用可能
    • 安価な月額料金で2カ月間の無料期間有り

    デメリット・注意点


    • 安価な分、人によっては機能が不足していると感じることがある
    • 利用可能なデバイスが少ない(1アカウントで最大3台)

    7.Glocal VPN|日本国内の動画に特化したVPN


    Glocal VPN(日本国内の動画特化)※日本の企業が運営

    Glocal VPN 公式サイト


    Glocal VPNは月額990円で、海外から日本の主要な動画サービスにアクセスすることができます。

    サーバーは日本のみで、海外居住者で日本の動画コンテンツにアクセスしたい場合におすすめです。

    7日間の無料トライアル期間もあるため、気軽に利用することができます。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 日本国内のみ
    利用料金 990円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 株式会社グローカルネット

    メリット


    • 海外から日本の動画コンテンツを視聴可能
    • お申し込み後すぐにサービスを利用開始できる
    • 7日間の無料お試し期間あり

    デメリット・注意点


    • 日本のサーバーのみ利用可能で他国のサーバーは利用できない
    • 同時に複数の端末で利用はできない

    8.CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)|使いやすいさを重視したVPN


    CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)

    CyberGhost 公式サイト


    CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)は、全世界に9,000以上のサーバーを利用することができます。

    AES-256の高度な暗号化と、広告ブロッカーなどのセキュリティ機能を搭載し、最大7台のデバイスを一つのアカウントで利用できます。

    ユーザーのアクセスログ保存を行わず、プライバシー保護にも注力しています。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、広告ブロッカー、自動キルスイッチ
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界100カ国に9,000台以上のサーバー
    利用料金 490円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 Kape Technologies

    メリット


    • 全世界に9,000以上のサーバーを提供し、高速かつ安定した接続が可能
    • AES-256の暗号化を使用し、高度なプライバシーとセキュリティを保護が可能
    • 広告ブロッカー機能により、安全かつ快適なブラウジングが可能
    • 自動キルスイッチにより接続が不安定になった際に、自動的にインターネット接続を遮断しデータ漏洩を防止
    • 最大7台のデバイスで同時接続可能

    デメリット・注意点


    • 長期プランでの割引があるものの、月額料金が若干高めに設定されている
    • 特定の地域やサーバーに接続する際に、速度が不安定になる場合がある

    9.スイカVPN|日本発の多機能VPN


    スイカVPN 公式サイト


    スイカVPNは、世界45都市50箇所にサーバーを設置し、データ通信量の制限なく利用できるVPNサービスです。

    AES-256ビットの高度な暗号化技術を採用し、最大50台のデバイスで同時接続が可能です。また、日本の企業による運営で日本語サポートが充実しており、安心して利用できます。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、IKEv2、PPTP、L2TPなど
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界45都市50箇所
    利用料金 878円/月〜(プランにより異なる)
    運営会社 株式会社MAJ Tech

    メリット


    • 世界45都市50箇所のサーバーで広範囲の接続が可能
    • AES-256暗号化で高度なプライバシーとセキュリティを提供
    • 30日間の無料キャンセル期間で安心して試せる
    • 最大50台のデバイスで同時接続可能
    • 日本語サポートが充実している

    デメリット・注意点


    • サーバー数が他の大手VPNサービスと比較して少ない
    • 接続が不安定になる場合がある
    • 長期利用の場合、他のVPNと比較して料金が割高になる可能性

    VPN(仮想プライベートネットワーク)とは?

    VPNとは?

    VPNの特徴


    • VPNの仕組みはトンネリングとカプセル化
    • VPNの利用目的としては大きく2つある
    • フリーWi-Fiを安全に使用するために有効
    VPN(VPN(Virtual Private Network・仮想プライベートネットワーク)とは、インターネット上でのデータ転送を暗号化し、セキュリティ保護する技術です。

    スマホやPCなどに専用のアプリをダウンロードして使用することが一般的です。

    インターネットでの安全性とプライバシー保護を高めるため、ビジネスや個人でも広く利用されています。

    VPNは仮想の専用回線によって通信を行うため、リモートワークなどで自宅から社内ネットワークを通じてデータ通信が可能です。

     

    VPNの仕組みはトンネリングとカプセル化

    VPNは、「トンネリング」「カプセル化」「暗号化」という技術でセキュリティを保持する仕組みです。

    VPNはデバイスとインターネット間に「暗号化されたトンネル」を作り出します。

    ここに通すことで送受信されるすべてのデータが暗号化され、第三者によるデータの盗聴や傍受を防ぐことをトンネリングといいます。

    さらに、VPNは実際のIPアドレスをVPNサーバーのIPアドレスに置き換えることで、通信の足跡を隠すこともできます。

    また、データをカプセル化することによって一つのデータのかたまりとして、送受信可能です。

    暗号化されたデータや通信内容は解読不能な文字列に置き換えられており、例え傍受されてもデータの読み取りはできません。

     

    VPNの利用目的としては大きく2つ

    VPNの利用目的


    1. プライバシー保護とセキュリティ向上
    2. 地理的制限(ジオブロック)の回避

    1.プライバシー保護とセキュリティ向上

    通信の暗号化
    VPNは、ユーザーの端末とVPNサーバー間の通信を暗号化します。

    暗号化されたデータは、ユーザーがどのようなウェブサイトにアクセスしているか、またはどのサービスを使用しているか第三者からは完全に見えなくなります。
    IPアドレスの変更
    IPアドレスはインターネット上でデバイスなどを特定するために使用される番号で、ユーザーの地理的な位置情報を含んでいます。

    VPNを使用すると、ユーザーのIPアドレスは、VPNサーバーのIPアドレスに置き換えられます。

    2.地理的制限(ジオブロック)の回避


    VPNの接続画面


    VPNを使用することで、地理的な位置に基づくウェブサイトやサービスの利用制限を回避することができます。

    前述の通り、ユーザーのIPアドレスは、VPNサービスプロバイダーのサーバーのIPアドレスに置き換えられます。

    VPNを使用することで、ユーザーは地理的制限を設定しているサービスに対して、制限されていない地域からアクセスしているかのように見せかけることができます。

    そのため、利用したいウェブサービスがユーザーのIPアドレスを基にアクセス制限を行っている場合に利用制限を回避できます。

    これにより、世界中どこからでも情報にアクセスしたり、地理的に制限されたコンテンツを楽しんだりすることが可能になります。

     

    国によってアクセスをブロックしているケース


    VPNを使うことによって、サービスを開放している国のVPSサーバーを経由させアクセスすることができます。

    (VPNを使い現在地とは別の地域からのアクセスを装うことによって利用制限を逃れることができます)

    サービスによってはVPN経由のアクセスを制限している場合や、動画配信事業者のサービス利用規約違反となる場合があります。

    アクセスするウェブサービスの利用規約をよくご確認ください。

     

    VPNサーバーを経由することによりアクセス可能


    フリーWi-Fiを安全に使用するために有効

    カフェなどのフリーWi-Fiは非常に便利ですが、セキュリティリスクも伴うためVPNが有効です。

    このような公共のネットワークは、セキュリティ保護が十分でないため、悪意のあるユーザーによる不正アクセスが容易に行えてしまう恐れがあるためです。

    例として、通信内容が暗号化されておらず個人情報が抜き取られるリスクがあります。

    悪意のある第三者に悪用されたり、不正プログラムのダウンロードによりサイバーテロの脅威にさらされたりする可能性は少なくありません。

    また、偽のWi-Fiに接続してしまい、デバイスが乗っ取りにあったり、遠隔操作で大量注文させられたりなどの危険性もあります。

    VPNを利用することで、カフェや空港などで提供されているフリーWi-Fiを使用しても、データは暗号化されるため安全です。

    これにより、社外でも安心してインターネットを利用できるため、VPNの導入は非常に有効な手段といえるでしょう。

    VPNの上手な選び方!6つのポイントを押さえよう

    VPNの上手な選び方!6つのポイントを押さえよう
    オンラインでのプライバシーとセキュリティの確保のためにVPNサービスを選ぶには、この6つについて慎重に検討することが重要です。

    適切なVPNサービスを選ぶことで、安全かつ快適なネットワーク通信が行えます。

    料金、通信速度、同時接続数、対応端末、セキュリティ強度の各ポイントを比較し、ニーズにもっとも合ったサービスを見つけましょう。

     
    さまざまなVPNサービスが存在する中で、選択する際に考慮すべき点を6つ解説します。

    選び方のポイント6つ


    1. VPNサービスの料金
    2. 通信速度
    3. VPNサーバーの同時接続数
    4. 対応端末の数
    5. セキュリティ強度
    6. VPNサーバー数・ロケーション

    ①利用料金

    VPNサービスの料金の問題は、多くの企業やユーザーにとってもっとも重要なポイントの一つです。

    有料VPNサービスでは、高度なセキュリティ機能やサポートが提供されますが、その分、月額費用が発生します。

    無料のVPNサービスも存在しますが、セキュリティやプライバシーの面で制限がある場合が多いです。

    時間制限によって通信が切断されたり、機能を制限されたり、広告が挿入されたりするなど、しばしば楽しみに水を差される可能性があります。

    最悪の場合、スマートフォンやパソコンへのハッキングや、個人情報を抜き取られて売買されるなど、重大な被害にあうリスクは大きいです。

    安さを重視するよりは「信頼性の高さ」を重視したほうが、コストパフォーマンスや安全面からみても良い方法かもしれません。

     

    ②通信速度

    VPNを利用すると、インターネットの通信速度が遅くなる可能性があります。

    理由としては、通信のたびに契約したVPNサービスの専用サーバを経由し、データの暗号化処理を行うためです。

    通信環境によっては、動画の再生が途切れ途切れになったり、表示の遅さが気になったりするかもしれません。

    たとえば、サブスクやYouTubeなどのストリーミングやオンラインゲームを楽しみたい場合は、高速通信が必要です。

    さらに、動画の解像度やオンラインゲームの精度をあげたい方は、より高いレベルの通信を必要とする場合も多いでしょう。

    快適なネットワーク通信をするためには、通信速度はもっとも重要な項目かもしれません。

     
    このように良い通信環境を必要とする場合は、必然的に同時接続数も多くなるため、高速通信提供するVPNサービスがおすすめです。

    ③VPNサーバーの同時接続数

    複数のデバイスでVPNを利用したい場合、同時に接続できるデバイスの数が重要になります。

    たとえば、家族で1つのVPNサービスを共有する場合や、スマートフォン、タブレット、PCなど、複数のデバイスを使用する場合です。

    オンラインゲームなどで精度をあげたい方は、高性能のCPUと大量メモリ搭載のサーバーを複数台保持している場合もあります。

    このような場合では、同時接続数の多いサービスを選ぶと良いでしょう。

    また、テキストベースの情報の閲覧がメインならば、高解像度のストリーミングに比べてはるかに少ない接続数で十分です。

    ただし、性能の良い最新の通信規約であれば、同じ状況下でのVPN使用であっても、より多くの同時接続をサポートできるケースもあります。

    ④対応端末の数

    ビジネスや個人利用であっても、VPNサービスが対応している端末やサポートしている端末数を確認するのは重要です。

    日常で使用しているモバイルやパソコンの種類が、VPNサービスが対応しているかどうかも検討しましょう。

    市場に出回っているほとんどのVPNサービスは、下記のデバイスをサポートしています。
    パソコン Windows、macOS、Linuxなど
    モバイル AndroidとiOSのスマートフォンおよびタブレット
    ストリーミング デバイス等 Apple TV、Amazon Fire Stick、Google Chromecastなど
    ゲーム機 PlayStation、Xbox、Nintendo Switch

    泊木所長
    泊木所長
    中には、特定のデバイスの種類に特化したVPNサービスもあるため、利用予定の端末に対応しているかをしっかり確認しましょう。

    ⑤セキュリティ強度

    VPNサービス選択時に考慮すべきセキュリティ強度は、プライバシー保護とデータセキュリティの確保において重要な項目です。

    セキュリティ関連の検討条件を以下にまとめます。
    暗号化 暗号化による高速性と効率性のバランスや用途によって選択
    ノーログポリシー 履歴、接続タイムスタンプ、IPアドレスなどの情報を記録しないこと
    保護機能 DNSリークやキルスイッチといった不測の事態に対する保護機能
    VPNサービスの根本的な目的は、オンラインでのセキュリティとプライバシーの強化です。

    ただし、セキュリティ強度の高いVPNは速度に影響が出てしまうため、セキュリティと速度のバランスを考える必要があります。
    高度な暗号化技術、ログやネットワークの保護機能など、提供されるセキュリティ機能を確認し、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

    ⑥VPNサーバー数・ロケーション

    VPNサーバーの数や設置されているロケーションの多さは、安定した通信や高速化、そして地域制限のあるコンテンツへのアクセス可否を左右する重要なポイントです。

    サーバー数が多ければ、ユーザーが集中する時間帯でも混雑しにくく、快適な通信速度を維持しやすくなります。

    また、世界各地にサーバー拠点をもつVPNサービスを選べば、旅行や出張先など海外からの接続でも、日本やその他の国のサービスを利用できる利便性が高まるでしょう。

    さらに、特定の国や地域のみで配信されている動画や音楽などを視聴したい場合、その国・地域にサーバーがあるVPNを使うことでコンテンツにアクセスしやすくなります。

    一方で、サーバーを多く保有していても、接続してみると速度が遅いサーバーが多いサービスもあります。

    そのため、サーバー数や分散だけでなく、実際の通信品質の評判をチェックすることも大切です。
    地域ごとのコンテンツ視聴や混雑回避などを重視する場合は、VPNサーバーの多さ・ロケーションが充実しているサービスを優先して検討しましょう。

    VPNを利用するメリット3選

    VPNを利用するメリット3選
    VPNサービスは、高度な暗号化技術とセキュリティ機能、高レベルの接続速度、地理的な制限を回避するメリットがあります。

    それだけでなく、利用可能なコンテンツの範囲を広げ、コスト削減にもつながるでしょう。

    泊木所長
    VPNサービスを利用する主なメリットを紹介します。

    VPNのメリット


    • セキュリティ対策が強固になる
    • 遠隔利用でインターネットの利用幅が広がる
    • サブスクサービスを安く利用できる

    セキュリティ対策が強固になる

    もっとも重要なメリットの一つが、セキュリティ対策の強化です。

    VPNはインターネット接続を暗号化し、第三者によるデータの傍受や漏洩を防ぎます。

    オンラインバンキングやショッピング、電子メールの送受信、SNSなど、あらゆるネットワーク通信時に注意しなければなりません。

    特に公共の場やカフェなどのフリーWi-Fiや、セキュリティが確保されていないネットワークを利用する際、VPNは重要なデータの保護壁となります。

    また、悪意のある第三者からの攻撃やサイバー被害についても、常に対策する必要があります。

    VPNを使うことでプライバシーを守るとともに、セキュリティの強化が期待できるでしょう。

    遠隔利用でインターネットの利用幅が広がる

    VPNを導入すると、地理的な制限を超えてインターネットを遠隔利用できます。

    たとえば、海外にいながらにして日本国内限定のウェブサイトやサービスにアクセス可能です。

    また、リモートワークでの通常業務の際に、重要なビジネス文書やメールの送受信、社内でのオンライン会議を行う機会も増えました。

    そういった場合にも、VPNの遠隔利用は、自宅から安全に企業のネットワークにアクセスするために役立ちます。

    さらに、遠方の企業とのビジネスにおいても、オンライン会議の機会が多くなりました。

    企業の内部ネットワークにVPN経由で接続することで、より安全に接続することができます。

    サブスクサービスを安く利用できる

    VPNを使うと、サブスクリプションサービスを地域に応じた料金で利用できる場合があります。

    国によって料金設定が異なるサービスにおいて、VPNを用いて料金の安い地域からアクセスすることで、コストを節約できます。

    また、一部のコンテンツが特定の国にのみ提供されている場合、VPNを通じてその地域からアクセスして、視聴制限を回避することも可能です。

    たとえば、NetflixやHuluなどのストリーミングサービスは、国によって利用できるコンテンツが異なります。

    また、海外にいながら日本のVPNサーバーを使用すれば、日本限定のコンテンツの視聴が可能です。

    多くのオンラインコンテンツは地理的な位置によってアクセスが制限されています。

    VPNを使用することで、こういったサブスクサービスの調整ができ、地理的なコンテンツ利用の制限をなくせるでしょう。

    VPNを利用するデメリット3選

    VPNを利用するデメリット3選
    VPNの明らかなデメリットとして、有料VPNサービスの利用には月額契約や年間契約の料金が発生します。

    費用のほかにも、通信速度の低下やセキュリティの限界といったデメリットの考慮も必要です。

     
    有料VPNサービスの利用における主なデメリットを、以下の3つにまとめました。

    VPNのデメリット


    • 無料の物も有るが基本的には費用がかかる
    • 通信速度が低下する恐れがある
    • 完璧にセキュリティ対策ができるわけではない

    無料の物も有るが基本的には費用がかかる

    信頼性のある高品質なVPNサービスの多くは有料のため、費用がかかります。

    月額または年間サブスクリプション料金が必要であり、このコストは長期にわたって積み重なるでしょう。

    およそ月額料金が1,000〜2,000円の範囲で、年間契約などの長期プランの選択で月額換算の料金が下がるケースが多いです。

    長期間利用する見込みがある場合は年間契約の検討もよく、逆に短期間であれば1カ月プランで低額なサービスもあります。

    無料VPNサービスは費用がかからない代わりに機能が限定されており、パフォーマンスなどに影響が出る可能性は否めません。

    有料VPNサービスのメリットと費用を考慮すると、有料VPNサービスの料金は決して高すぎるものではないでしょう。
    VPNの利用価値を考える際には、費用対効果、つまりコストパフォーマンスを評価すべきです。

    通信速度が低下する恐れがある

    VPNを通してインターネットに接続すると、通信速度が低下する恐れがあります。

    とくに、オンラインゲームやビデオストリーミングなど、大量のデータを扱うコンテンツ利用にとって重要です。

    通信速度低下の理由は、通信データがVPNサーバーを経由して暗号化処理されるため、データが大きいほど時間がかかります。

    とはいえ、有料VPNは高品質で広範囲にわたるサーバーを提供しているため、大容量ダウンロードに適していることは変わりません。

    対して、無料VPNは限られたサーバーに接続が集中するため、高速接続が求められるコンテンツの利用には不向きです。

    通信速度はVPNサービスの品質や選択したサーバーの位置によって異なるため、トライアルをおすすめします。

    サービスによってはお試し期間を設けているので、通信速度やパフォーマンスに満足できるか確認しましょう。通信速度はこちらの測定ツール等で簡単に測定できます。

    完璧にセキュリティ対策ができるわけではない

    VPNは通信上のセキュリティを大幅に向上できますが、すべてのセキュリティリスクに対して完璧に対策できるわけではありません。

    たとえば、フィッシング詐欺は関係者を装って、不正プログラムを仕込んだ添付ファイルやウェブサイトのURLをメールで送ります。

    これは、ユーザーの人為的な判断ミスを誘う手口の一例です。

    また、マルウェア攻撃は、アップデートされず古い状態のままのVPNにある脆弱性を突きます。

    このように、年々攻撃の種類を広げるサイバー攻撃に対し、VPNの使用のみで必ず防げるわけではありません。

    VPNはネットワーク通信におけるセキュリティの一部であり、完全なセキュリティ対策ではないからです。
    セキュリティソフトウェアの利用やデバイスのアップデート、サイバー攻撃に対する警戒なども合わせて行いましょう。

    無料で使えるおすすめのVPNはある?

    無料バージョンがあるVPN


    • Proton VPN(プロトンVPN)
    • Hotspot Shield(ホットスポットシールド)
    • TunnelBear(トンネルベア)

    Proton VPN(プロトンVPN)


    Proton VPN 公式サイト


    Proton VPN(プロトンVPN)は、全世界に1,700以上のサーバーを提供しています。

    AES-256の高度な暗号化技術と、マルウェアブロッカーなどのセキュリティ機能を搭載し、最大10台のデバイスを一つのアカウントで利用できます。

    ユーザーのアクセスログ保存を行わず、プライバシー保護に重点を置いています。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、セキュアコア、トレッカーやマルウェアブロッカー
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界64カ国に1,700台以上のサーバー
    利用料金 €9.99 /月〜(プランにより異なる)
    無料バージョン有り
    運営会社 Proton AG

    メリット


    • 全世界に1,700以上のサーバーを提供し、高速かつ安定した接続が可能
    • AES-256の暗号化を使用し、高度なプライバシーとセキュリティを保護
    • セキュアコア機能により、特に高いセキュリティが求められる状況での利用が可能
    • トレッカーやマルウェアブロッカー機能により、安全かつ快適なブラウジングが可能
    • 最大10台のデバイスで同時接続可能

    デメリット・注意点


    • 無料プランでは利用できる機能が限定されており、フル機能を利用するには有料プランが必要
    • 特定の地域やサーバーに接続する際に、速度が不安定になる場合がある

    Hotspot Shield(ホットスポットシールド)


    Hotspot Shield 公式サイト


    Hotspot Shield(ホットスポットシールド)は、全世界に3,200以上のサーバーを提供しています。

    AES-256の高度な暗号化技術と、スパム防止、マルウェア保護などのセキュリティ機能を搭載し、最大5台のデバイスを一つのアカウントで利用できます。

    ユーザーのアクセスログ保存を行わず、プライバシー保護に重点を置いています。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、スパム防止、マルウェア保護
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界80カ国に3,200台以上のサーバー
    利用料金 799円/月〜(プランにより異なる)
    無料バージョン有り
    運営会社 Pango Inc.

    メリット


    • 全世界に3,200以上のサーバーを提供し、高速かつ安定した接続が可能
    • AES-256の暗号化を使用し、高度なプライバシーとセキュリティを保護
    • スパム防止やマルウェア保護機能により、安全かつ快適なブラウジングが可能
    • 自動キルスイッチにより接続が不安定になった際に、自動的にインターネット接続を遮断しデータ漏洩を防止
    • 最大5台のデバイスで同時接続可能

    デメリット・注意点


    • 無料プランでは速度制限があり、フル機能を利用するには有料プランが必要
    • 特定の地域やサーバーに接続する際に、速度が不安定になる場合がある

    TunnelBear(トンネルベア)


    TunnelBear 公式サイト


    TunnelBear(トンネルベア)は、全世界に2,600以上のサーバーを提供しています。

    AES-256の高度な暗号化技術と、常時オン機能、自動キルスイッチなどのセキュリティ機能を搭載し、最大5台のデバイスを一つのアカウントで利用できます。

    ユーザーのアクセスログ保存を行わず、プライバシー保護に重点を置いています。
    セキュリティ機能 AES-256暗号化、常時オン、自動キルスイッチ
    プライバシーポリシー ノーログポリシー
    接続サーバー分布 世界49カ国に2,600台以上のサーバー
    利用料金 $3.33/月〜(プランにより異なる)
    無料バージョン有り
    運営会社 McAfee, LLC

    メリット


    • 全世界に2,600以上のサーバーを提供し、高速かつ安定した接続が可能
    • AES-256の暗号化を使用し、高度なプライバシーとセキュリティを保護
    • 常時オン機能により、常に保護された接続を維持
    • 自動キルスイッチにより接続が不安定になった際に、自動的にインターネット接続を遮断しデータ漏洩を防止
    • 最大5台のデバイスで同時接続可能

    デメリット・注意点


    • 無料プランでは月500MBのデータ制限があり、フル機能を利用するには有料プランが必要
    • 特定の地域やサーバーに接続する際に、速度が不安定になる場合がある

    VPNに関するよくある質問と回答

    VPNに関するよくある質問と回答

    よくある質問


    • VPNサービスにお試し期間はある?
    • VPNを選ぶうえで重視すべき項目は?
    • VPNは違法ではない?
    • VPNは有料と無料のどちらがいい?
    • 無料のVPNは使用しないほうがいい?

    VPNサービスにお試し期間はある?

    多くのVPNサービスでは、無料でのお試し期間または返金保証期間を提供しています。

    実際に、サービスの品質や機能をお試し期間中に体験し、自分の目的に合っているかどうかを確認することができます。

    お試し期間は7日から30日間、最大2カ月までとサービスによって異なる設定です。

    お試し期間中であれば、無料もしくは途中解約でも返金が保証されているため、安心してサービスを確認できます。

    ただし、サービスによってはお試し期間そのものがない場合や、アクセスやデータ使用量に制限がある場合など、注意が必要です。

    また、お試し期間で利用時にクレジットカードの登録が必須の場合や、お試し期間から自動契約の場合もあります。

    泊木所長
    泊木所長
    本契約をする前に、お試し期間の有無や制限事項を確認し、使い心地を試しておきましょう。

    VPNを選ぶうえで重視すべき項目は?


    VPNを選択するうえで、重視すべき項目は以下です。
    費用 料金プランや無料お試し期間、支払方法など
    セキュリティ対策 強固な暗号化技術でのデータの保護
    プライバシーポリシー ログを保持しないポリシーを採用(ノーログポリシー)
    通信速度 サーバーの品質や台数
    サーバーの位置 地理的なアクセス自由度やコンテンツの選択が可能
    カスタマーサポート 問題発生時の確認方法、対応時間など
    ビジネス使用なのか、個人か、使用目的や期間によっても重視すべき点は異なります。

    ビジネスであれば、セキュリティは最高レベルを確保しつつ、不審なウェブサイトを自動で回避する機能や同時接続数無制限など、重点的に見ましょう。

    個人使用であれば、IPアドレスや個人情報の漏洩を防ぐキルスイッチ機能や、コンテンツ利用に最適な通信速度やサーバーの位置を確認してください。

    VPNは違法ではない?

    日本を含む大多数の国で、VPNの使用は合法です。

    もちろん、VPNを利用したハッキングや誹謗中傷などは、不正行為として違法とされています。

    また、一部の国ではVPNの使用に制限があるかVPN自体禁止です。

    言論統制の観点や、SNS・YouTubeなどの規制もしくはブロックなど、日常のツールも制限の対象になっています。

    ビジネスなどで海外でのVPN使用をする際は、その国のルールを十分確認しましょう。

    VPN使用を合法とする海外では、VPNを積極的に取り入れており、企業へのアクセスはVPNを通して接続する会社も多いです。

    合法の国であれば、海外のVPNサービスを使ったストリーミングコンテンツの視聴なども問題ありません。

    ただし、利用するサービスのプラットフォーム側がVPN経由のアクセスをブロックしていたり、禁止しているケースがあります。

    VPNは有料と無料のどちらがいい?

    VPNは有料と無料のどちらがいいか、VPN選択は個々のニーズによって大きく異なります。

    たとえば、オンラインバンキングや機密情報の取り扱いが多い場合は、セキュリティが最優先となります。

    その場合は、「セキュリティ」「速度」「プライバシー保護」に重点を置くなら有料版が最適でしょう。

    しかし、短時間だけ使いたい場合やコストを抑えたい場合は、評判の良い無料VPNを選択することも一つの方法です。

    無料VPNでも十分な場合もありますが、セキュリティのリスクを常に念頭に置きましょう。

     

    無料のVPNは使用しない方がいいですか?

    無料VPNの使用は費用がかからないことが大きな魅力ですが、デメリットがあります。

    セキュリティリスク、プライバシーの懸念、速度やデータ容量の制限など、安全性に欠けるのは事実です。

    ログや個人情報を悪用するケースを考えると、無料VPNはセキュリティの信頼性が低いでしょう。

    また、通信速度の制限、データ使用量の制限、サーバー選択肢と接続数の制限など、多くの機能の制限がかかります。

    VPNの契約を考えるということは、ネットワーク通信におけるセキュリティ対策の必要性を考えたためと推測できます。

    (まとめ)安くて安心して使えるVPNを選ぼう

    (まとめ)安くて安心して使えるVPNを選ぼう

    おすすめのVPN


    1. NordVPN(ノードVPN)
    2. MillenVPN(ミレンVPN
    3. Surfshark(サーフシャーク
    4. ExpressVPN(エクスプレスVPN)
    5. Private Internet Access(PIA)
    6. セカイVPN
    7. Glocal VPN(日本国内の動画に特化)
    8. CyberGhost VPN(サイバーゴーストVPN)
    9. スイカVPN
    VPNの導入は、現代のインターネットを活用したライフスタイルにおける必須事項といえるでしょう。

    オンラインのプライバシーとセキュリティを確保するうえでVPNは有効であり、パフォーマンスの充実も望めます。

    無料VPNサービスも魅力的ですが、将来的なリスクを考慮すると、信頼性の高い有料サービスがもっとも安全な選択といえるでしょう。